【コピペ可】「ブロック塀の中心が境界ですよね?」を図解するAI画像プロンプト

【コピペ可】「ブロック塀の中心が境界ですよね?」を図解するAI画像プロンプト

確定測量業務では、依頼者や土地所有者から、「ブロック塀の中心が境界ですよね?」と聞かれることがあります。

ブロック塀は現地で目につきやすいため、その中心や側面がそのまま土地の境界だと思ってしまうのも理解できますし、私も昔はそうだと思っていました。
(ちなみに私の実家の境界線は、お隣の田んぼとの境界で隣地所有者さんと認識がズレていて、確定測量を実施して何とか解決しました)

ここで、調査士さん達が説明されたいことは、「ブロック塀を見ただけでは境界は分かりません!」ではないでしょうか?
もちろん、境界の位置は、境界標の位置、過去の資料、現地の状況、測量結果などを照らし合わせて確認し、ブロック塀の位置や所有関係とは分けて整理します。

しかし、確定測量を初めて聞いた方や、境界について気にしていなかった方にとって、ブロックと境界の位置関係がイメージしにくく、ご本人が想定している以外のパターンは受け入れにくいかもしれません。

そこで今回は、「塀の中心に境界がある」「塀の隣地側に境界がある」「塀の依頼地側に境界がある」の3パターンを比較するAI生成イラストと、コピペ用の画像生成プロンプトを紹介します。

まずは完成例をご覧ください。塀の端部や根元に境界標が隠れている場合と、共有となる塀で将来の調整が必要になる場合も、下部で補足する構成です。

道路側から民地側を見て、ブロック塀の中心・隣地側・依頼地側に境界がある3パターンと、境界標や共有塀の注意点を説明する図
「ブロック塀の中心が境界ですよね?」という質問に答えるAI生成イラストのサンプルです。

※業務で使用される場合は後半に記載されている「画像生成用プロンプト」を使い、ご自身で作成した画像をご利用ください。
 図面、境界標、測量機器、文字などに誤りが含まれる可能性があるため、公開・使用前に生成内容の確認が必要です。

このイラストで説明できること

境界確定測量では、依頼者・隣地所有者から次のような質問が出ることがあります。

  • 「ブロック塀の中心が境界ですよね?」
  • 「ウチの方の塀の端が境界になっているのでは?」
  • 「塀の下に境界標があることもありますか?」
  • 「この塀は誰のもの?」

こういった質問をもらった時、現地の測量・計算が終わっていないと境界とブロック塀の位置関係について下手なことも言えないので、パターンごとの説明が必要となってしまいます。

そこで、今回の画像では、上段に同じ現場を3つ並べ、赤い土地境界線だけを中央・隣地側・依頼地側へ移した画像を作成し、3つのパターンが視覚的に理解できるよう表示しています。

下部左側では、塀の端部や根元付近に金属プレートや境界杭が隠れている場合を表示し、下部右側では、塀が共有の場合に、建て替え、撤去、工事の同意、費用負担で調整が必要になることも描いています。

このイラストで最も伝えたいのは、「ブロック塀を見ただけでは境界は分からない」ため、境界確定測量では塀の位置・土地の境界・塀の所有関係を、それぞれ別に確認するという点です。

まずは短いプロンプトで作ってみる

次のプロンプトをコピーして、ChatGPTのチャット欄に貼り付けてください。

短いコピペ用プロンプト

作成手順

  1. 「プロンプトをコピーする」を押します。
  2. ChatGPTのチャット欄へ貼り付けて、画像を生成します。
  3. 文字や構図に誤りがあれば、修正用プロンプトを追加します。
  4. 公開前に生成された文字・構図・内容を確認します。

別の現場へ展開する場合は、土地表示、質問文、吹き出し、強調する結論をまとめて変更してください。
道路と塀の方向を変える場合は、視点、道路構造物の連続方向、隣地と依頼地の左右も同時に指定します。

書き換え指示の例は、「同じレイアウトを維持し、左を依頼地、右を隣地へ変更する。3つの比較図と下部左側の土地表示もすべて同じ左右関係へそろえる」です。

構成や表現まで指定する詳細版プロンプト

構図や表示内容を細かく指定する場合は、次の詳細版を使用してください。

詳細版プロンプトを表示する
再現性を高める詳細版プロンプト

文字や構図に誤りがある場合の修正用プロンプト

道路構造物が塀の位置だけ切れている、塀が側溝や縁石の上に載っている、境界線が曲がっている、調査士が側溝の中央を確認している場合は、次の修正用プロンプトを追加してください。

生成後の修正用プロンプト

AI生成画像を使用する前の確認ポイント

説明用イラストとして使用する前に、次の点を確認してください。

  • 3つの比較図で左が隣地、右が依頼地に統一され、境界線の位置だけが正しく変わっているか
  • 側溝、側溝蓋、縁石が途中で欠けず、ブロック塀や基礎が道路構造物の上に載っていないか
  • 調査士の確認位置、境界標、測量機器の描写に不自然な点がないか
  • 日本語の誤字、意味の通らない文字、指定していない断定、実在する氏名・住所・地番・現場資料が入っていないか

近年減ってきたとはいえ、AIが生成する画像では、人間では起こり得ないようなミス(『隣』地→『鱗』地、指が6本ある)もあるので、文字チェックは特に厳しく実行してください

今回のポイント

今回のイラストは、「ブロック塀の中心が境界ですよね?」という質問をそのまま入口にしています。

同じ現場について、「塀の中心に境界がある」「隣地側に境界がある」「依頼地側に境界がある」の3パターンを並べ、ブロック塀の見た目だけでは土地境界線の位置を判断できないことへつなげる構成です。

まず試す場合は短縮版、細かく指定する場合は詳細版、生成後の誤りを直す場合は修正用プロンプトを使用してください。


※掲載画像はAI生成サンプルであり、画像自体は配布していません。
※実在する氏名、住所、地番、現場写真、図面等を無加工のまま画像生成AIへ入力しないでください。

おまけ(画像生成失敗例)

画像生成はガチャ要素が多く、ぱっと見ではよくできていても変な画像がありますので、チェックが必要です。

おまけとして、私が作成した時に失敗したものをご紹介します。
説明で渡してしまうと混乱の元になるので、絶対に使用しないでください。

道路の縁石を勝手に切っている

問題点:道路の縁石をブロック塀の位置だけ切り、空いた部分へ塀を差し込んだように描いています。
結果として、ブロック塀が道路側へ飛び出している、大変な状況となっています。

見落としやすい点:塀と境界線へ目が向くと、左右へ続くはずの縁石が塀の部分だけ欠けていることを見落としやすくなります。実際に全くない形とは言い切れませんが、今回のサンプル画像としては問題が大きすぎます。

使用時の混乱:このまま説明に使うと、塀が道路構造物へ食い込んでいる現場を前提にしているように見え、土地境界線と塀の位置関係よりも、道路側への突出や施工状態へ注意が向いてしまいます。

境界線がカクカクしている

問題点:赤い境界線の点線が道路側から塀へ向かう途中でカクカク曲がっています。さらに、調査士が持っている道具はプリズムでもスケールでもなく、大工道具の「差し金」に見えます。

見落としやすい点:差し金も寸法を測る道具ではありますが、今回の場面で調査士が境界確認に使用する道具として描かれると不自然です。人物や背景の完成度が高いほど、道具の違和感を見落としやすくなります。

使用時の混乱:境界線が途中で折れている理由や、調査士が差し金で何を測っているのかという別の疑問が生まれ、説明したい「塀と土地境界線の位置関係」から話がそれます。
ですので、こういったミスもチェックしてから使用しましょう。

ブロック塀だけど、「そうじゃない」

ブロック塀と視点を説明するのに苦労しました。
確かに、こういうブロック塀はよくあるし、道路との関係も分からないではないです。

でも違うんです、官民境界を説明したいのではなく、民民境界とブロック塀の関係を示したいのです。

そこでプロンプトを工夫して、「道路側から民地側を見て、ブロック塀が入っている民民境界が分かる図」といった感じに変更して描き直したら・・・

いや、視点は変わったけど、民民の間にブロックが奥に向かって走っているんです。
そうじゃないんです、そんなブロックありますか?
折れ点ですか??

ということで、「ブロック塀の断面図(横から見た図)になるように」など色々工夫をした結果。

「そうじゃない!!!」

って叫びそうになりました。
もうツッコミ疲れて、一旦諦めました。

そんなこんなで現在のプロンプトを作成しましたので、是非お試しください。
そして、どこに穴(ミス)が空いているか分からないので、必ずチェックをしてください。

「こんな場面で役立った」などがあれば、コメントいただけると嬉しいです。

ほかの説明イラスト・画像生成プロンプトを見る

境界立会い、確定測量、土地売買、越境物の覚書など、土地家屋調査士業務の説明に使えるイラストと画像生成プロンプトを、次のページにまとめています。

完成例を見ながら、次に作りたい説明イラストや、実際の業務で使えそうなテーマを探してみてください。

説明イラスト・画像生成プロンプトの制作を依頼する

AIの杜さいたでは、土地家屋調査士業務で説明する内容を整理し、事務所で繰り返し使える説明イラストと画像生成プロンプトを制作しています。

「作りたい説明イラストはあるが、プロンプトにまとめられない」
「何度生成しても意図に近づかない」
「生成したイラストをどのように修正すればよいか分からない」

といった段階からお問い合わせいただけます。
説明したい内容や使用場面を確認したうえで、画像生成プロンプトの作成、説明イラストの生成、確認・修正まで対応します。

料金:1テーマ30,000円~(税別)
お問い合わせ・お見積りは無料です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA