去る11月7日、福井県土地家屋調査士会福井支部様よりご招聘いただき、土地家屋調査士とAIについての研修をさせていただきました。

こんな立派な垂れ幕まで準備されており、緊張してしまいました。
「ウチの事務所でもAI導入しようか迷ってるけど、必要かどうか分からない」 そう思われた方は、まずはお気軽にご相談ください。(相談無料、オンライン対応) AI導入の要否、活用方針まで、御事務所の状況に合わせて具体的にアドバイスいたします。テーマ 土地家屋調査士AIのこれから
テーマは垂れ幕に書いていただいたとおり、
土地家屋調査士AIのこれから~現場を支える「もう一人の補助者」として~
でした。
また、平日の業務後にも関わらず、30人以上の土地家屋調査士さんが参加されました。

第1部:AIの基礎と安全
第1部では、AIの基礎的な内容、そして安全性がテーマでした。
- AIとはどんなものか
- AIの得意・不得意は?
- ハルシネーション(AIのつく嘘)の概要
- ハルシネーション防止のための三段チェック(根拠を示す、別視点で再検証する、自分の目でチェック)
そして、平板測量から光波測量へのパラダイムシフトが起こったように、事務作業は「紙」から「PC」、そしてここ数年で「AI」へとものすごいスピードで移行している、という現実についてもお話ししました。
アンケートでは、「いま、AIを始めるメリット3つ」や「先行者利益のタイムライン」について気になった方が多かったようです。
土地家屋調査士は個人事業主の方が多く、個人規模だからこそAI導入のインパクトが大きいと、個人事業主の私も実感しております。
第2部:調査士実務へのAI活用法
第2部は、「実際、調査士業務でAI使えるの?」という疑問への回答です。
回答は・・・「隣地挨拶状、メール、データ整理、新人教育、マニュアル作成、たくさん使えます」
実際の使い方や、AI導入している事務所の実例なども紹介させていただきました。
重要なことは、「AIで創出した時間」を使って、AIでは代替できない立ち合い業務や測量する、というマインドです。
第3部:ワークショップ(AIを体験)
第3部ではAIの杜さいた特製のカスタムGPT、調査士の挨拶状を数秒で作れる「ジムニー」、隣地立ち合いシミュレーター「ごんぞうさん」、病み上がりの地積測量図読み取り「きゅうせきくん」の3つを実演紹介しました。
しかし、ここで事件が・・・
なんと、「ごんぞうさん」が暴走したのです。
有志の調査士さんがシミュレーターを体感するために出てきてくれたのですが、
ごんぞうさんが最初から異常にヒートアップしており、
「俺の土地が減らないようにここで確約しろ。日当を出せ。杭は絶対動かすな。
今言ったことすべて紙に書いて契約しろ。」
ととんでもないことを言い始めました。
会場もざわつきましたが、やはりトラブルに強い調査士さんは、何とか収めてくれました。
(モニターになっていただき、本当にありがとうございました)
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研修後
研修後は懇親会で、なんと前日(11月6日)が解禁日だった「せいこがに(越前ガニのメス)」をいただきました!!!
ごんぞうさんやAIに対する期待、福井の測量事情(冬は雪で開店休業)など、色んなお話が聞けて、とても充実した研修でした。
錦織支部長をはじめ、福井支部の土地家屋調査士の皆様には暖かく迎えていただいた上、
身に余るおもてなしまで、本当にありがとうございました。
そして翌日は、福井駅で再度、せいこがにをいただいて香川に帰りました。
こちらもたっぷりの外子・内子があって大満足。

土地家屋調査士向けAI研修について
AIの杜さいたでは、土地家屋調査士向けAI研修を行っております。
代表の岡田が調査士事務所15年の勤務経験を活かして、
明日から調査士業務に使えるAI知識やAI導入方法、ワークショップなどを提供します。
研修についてはこちらのページをご覧ください。
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